弊社運用の無線操縦ヘリ(ドローン)による撮影ルール

2015年6月5日

株式会社ヘキサメディア 野口 克也

 

ドローンの運用などで、番組撮影などにおいて、 電波法違反の装置、機体の使用が問題になっております。

また、実機での空撮も業務の一貫の中で、 航空法の遵守への呼びかけも力を入れております。

弊社は、事業部として立ち上げ当初からこの問題を指摘しており、

当然のことながら、電波法、航空法の範囲の中で撮影業務を行っております。

 

1)既存法律の遵守 航空法 99条の2,航空法施工規則209条の3題1項3号

飛行申請が必要な対地高度150m以上での飛行は行わない

(対地高度が150mを超えるような桜島での観測などは、

99条の申請を管轄の空港情報官に申請してからのフライト)

 

航空法 航空管制圏内での飛行を行う時は事前に申請する

(これまで番組撮影での管制圏内で、申請をしてからの飛行経験はあり)

 

電波法 操縦電波はホビーの使用として技適を得ている 2.4Ghz帯を使用

電送モニターは技適を得た装置及び周波数1.2Ghzを使用 総務省から認可を受けた無線局免許、

及び無線従事者免許を得た者がオペレーションしている

 

2)使用場所に関するルール 道路など公共の場所では、道路や橋、鉄道など、真下に人やクルマ、

電車等がいる可能性のある場所では使用しない

海上、川の上、渓谷、滝などは人がいないことを確認し使用 私有地は所有者もしくは管理者の許可のもとで撮影

(松山城、松本城など)

 

弊社所有(もしくは、過去、運用実績のあった機体、機材)

DJI社製 INSPIRE1 日本版正規 技適取得モデル(技適番号211—144009)使用周波数 2.4Ghz、920Mhz

DJI社製 Phantom3 日本正規版 技適取得モデル(技適番号211−150105)使用周波数 2.4Ghz、920Mhz

以前使っていたモデル

DJI社製 Phantom2 日本版正規モデル技適取得モデル 映像伝送装置

DJI社製LightBridge (日本版技適取得モデル)2.4Ghz

塚本無線 WTW-TR23 (技適取得モデル)

2.4Ghz enRoute製 HEXaPro940+Z15 映像伝送

X-Link (電波局取得モデル)1.2Ghz (要 陸上特殊無線3級免許)

コントローラー(プロポ) Futaba FX22、14SG いずれも国内正規認可(技適取得済み)

 

無線免許 陸上特殊無線3級

航空無線通信士